AIを使いこなせなかった私が、開発を楽しむようになるまで④
こんにちは。麗です。
前回の記事では、AIが「答えを教えてくれるもの」から「一緒に進める相手」へ変わっていったころの話を書きました。
その後、私は「AIで何かを作ってみたい」と思い、ひとつのテーマを決めて試してみることにしたのです。
そのテーマが、文章作成でした。
前回の記事: 「AIを使いこなせなかった私が、開発を楽しむようになるまで⓷」 AIに興味を持った後の変化を書きました!
AIを使って、文章を書く方法を試し始めました
「AIを使って何かを作ってみたい」と思ったときに、私が選んだのは文章を作ることでした。
理由はシンプルです。文字を読むことが好きだったからです。
小さいころから、アニメよりも本、漫画よりも小説が好きでした。画像や動画生成も魅力的ですが、もっとも私らしく続けられるのは、文章生成だと思いました。
まず始めたのが、AIを使った記事作成でした。
ブログアカウントを作り、SNSに流れてくるAI活用情報を参考にしながら、いろいろな記事の書き方を試してみた感じです。
- テーマだけ与えた「ポン出し」記事を作ってみる
- プロンプトを工夫して一発生成する
- 自分で書いた文章を添削・推敲してもらう
- AIとの対話(議論)をもとに記事作成をする
- 音声入力で書き起こした文章を整形してもらう
思いつく方法をひとつずつ試していきました。
自分に合うもの、合わないもの
その中で、だんだん自分に合った方法も分かってきました。
まず、私にはAIを使ったとしても、テーマだけ与えての「ポン出し」記事を大量投稿することは向いていませんでした。
「AIに半自動で記事を書いて収益化できたら最高!」
と、きっと誰もが一度は考えるであろうチャレンジをしてみたのですが、節約系ブログに2記事投稿して終わりました(笑)
どうやら私は、実体験や自分の想いなどが載らないと**「投稿したくない」**ようなのです。
もっとも続いたのは、日記・雑記系のブログでした。
自分の体験したことや考えたことを投稿していくわけですが、ネタがすべて自分の中にあるため、AIを使うのにはだいぶ工夫が必要でした。
話したことを、そのまま記事の材料に
色々試してみて「自分に合ってるな」と思った記事の書き方は、2パターン見つかりました。
ひとつは、ChatGPTやClaudeと気になったテーマについてのブレストを行いながら、記事を書いていく方法です。
もうひとつは、音声入力を文字起こししたテキストをAIに渡して、整えてもらう方法です。
どちらも、ChatGPTやClaudeのプロジェクト機能などに、自分の記事作成ルールや文体を読み込ませたものを事前に作っておくと、より便利になりました。
ちなみに、文章を書くのが苦手な私は1から自分で書こうとすると、2000文字書くのに3日くらいかかってしまったり……。
AIを使ったおかげで1日1記事は更新していけるようになりました。
読書家が小説づくりに挑戦
記事作成に余裕が出てきたので、今度は別のこともしてみたくなりました。
そこで興味を持ったのが、AI小説です。
「AIで小説が作れる」と知り、昔から本が好きな私は「やってみたい」と思ったのです。
そして、実際にやってみるとなかなかの沼でした。
まず、ざっくりとしたテーマや設定を与えて作った「ポン出し小説」をたくさん出力してみました。
しかし、ポン出しした小説は、一応小説っぽいものにはなっているものの、論理的に破綻していることが多くありました。
次に、AIと会話しながら作ってみようとすると、訂正した内容に引っ張られてしまって、思うような展開に進めなくなる問題にぶつかりました。
テーマや設定をガチガチに固めてからの長文出力では、後半になるとストーリーに矛盾が生じてしまうことが分かりました。 (トークンやコンテキストウィンドウの勉強になりました!)
さらに、数をこなす中でAI特有の癖にも気づきました。AIが好む展開や単語があるのです。指示しないで作ると似通った小説になりますし、工夫して生成してもちょっとの穴にAIの癖が入ってきたりしてしまいました。
ちなみに、これらは、今から半年以上前の話になります。今出ている最新のAIモデルやAIエージェントを使って作れば、また全然違う結果になるかもしれません。
「面白くない」から試行錯誤した結果
「小説っぽいものは簡単には作れる。でも、人間の手が必須である」
私はAI小説生成についてはこのような結論を出しました。
そして試行錯誤がはじまったのですが、AIよりもボトルネックになっていたのは私自身です。
自分の趣味やこだわり、そして何より「文章力の低さ」です。
自分の趣味やこだわりは、それこそがオリジナル性だと思い、そのまま小説に反映させていくことにしましたが、文章力に至ってはどうにもならずに困りました。
そんなボトルネックを感じながらも試行錯誤をする中で、先ほども書いたようなプロジェクト機能を駆使しての執筆やSkillsの活用を覚えていきました。
最後の方では、だいぶ自分らしいオリジナル小説を作れるようになっていたかと思います。ある小説コンテストでは入賞させていただくこともできました。
(※AI活用を公開したうえでの受賞です)
でもそれは、私自身の成長ではなく、AIモデルの成長によるところが大きかったんじゃないかな、と思っています(笑)
変わったこと
記事作成から始まり、AI小説生成を試行錯誤しているうちに、すこし視点が変化してきました。
文章を作りながらAIの使い方を模索していたはずが、「自分が何を作りたいのか」と考えるようになっていたのです。
ちなみに、ChatGPTから始まった私のAIライフは、この頃にはClaudeが中心になっていました。
Claude Proへの課金も始めて、がっつり使い込むようになりました。
そして自然とClaude Codeという言葉が目に入るようになっていったのです。
(次回につづく)