こんにちは。麗です。

2025年の夏はAIサービスの変化も非常に激しい時期だったと記憶しています。

あらゆるツールの大型アップデートが相次いだのです。

初心者の私にとっては、ひとつツールを覚えたと思ったら翌日には別物に変わっているような感じ(笑)

この記事では、2025年8月~9月ごろ、私がAIに魅力に取りつかれてから2か月の出来事をふりかえりました。

前回の記事: 「AIを使いこなせなかった私が、開発を楽しむようになるまで②」 AIに興味を持った後の変化を書きました。

ひとつのAIを使い倒してみた

AIと一口に言ってもたくさんのサービスがあり、それぞれに特徴があることを知って以降、私は片っ端からAIを試してきました。

たしか試したAIツールの数は全部で25くらいだった気がします。 (全く使い方が分からなかったものや、名前がうろ覚えなものも含めています)

いろいろなAIを試すのと同時に、ひとつのサービスを徹底的に使ってみることにしました。

当時の私は、Perplexity Proのユーザー。

せっかく有料プランを使っているのだから、

「すべての機能を使い倒してやろう」

と思ったのです。

Perplexityは、調べものを得意とする対話型の検索AIです。

私はもともとリサーチ目的で使っていましたが、使い込んでみると、それ以外にもいろいろな機能があることに気づきました。

例えば、ニュースを読んだり、決まった時間にAIから情報を送ってもらったり、画像を作ったり、テーマごとのスペースを作ったり。

その中でも、特に楽しかったのがタスク機能でした。

これは例えば、「朝6時に今日の天気を調べる」といったことを事前に登録しておける機能。

私は**「AI社長」**に見立てたスペースを作り、タスクで毎朝TODOや施策の分析などを送ってもらうことにしたのです。

作業を始めるときには、

「おはよう。今日は○○をやります」

と朝礼のように決意表明を送り、TODOが終わったら報告。

相談したいことがあれば相談する。

ざっくりといえば、そんな感じの使い方です。

ずっと個人事業主として一人で戦っていた私にとって、すべてを一人で判断していく生活は、少しばかり心細いものでした。

だから、自分より上の立場を演じてくれる存在、一緒に仕事を見てくれる存在ができたことが、ちょっと嬉しかったんですよね。

独立して一人で仕事をした経験がある人なら、少しだけ分かってもらえるでしょうか。

AIイベントにも行きました

もっとAIについて知りたくなった私は、AI関連のイベントにも参加しました。

「何か今後につながるヒントが得られれば」

くらいの気持ちで行ったのですが、そのイベントは企業向けの内容でした。

当時の私には、正直なところ分からないことだらけだったのですが、ヒントを持ち帰りたいので全ブース見て回り、どっさりと資料を持ち帰ってきました。

そのイベントで何度も耳にした言葉のひとつが、**「AIエージェント」**でした。

AIエージェントとは、簡単にいえば、指示された目的に向かってAI自身が複数の作業を進めていく仕組みです。

今では、ずいぶんと当たり前な存在になったものの、1年前はまだほとんどなかったと思います。少なくとも、一般人が気軽に障れるものではありませんでした。

それまで「AIはチャットするもの」という認識だった私には、かなり新鮮な概念だったのです。

ほかにもDifyやG検定など、それまで知らなかった言葉やサービスをたくさん耳にしました。

会場にいる間は、だいぶちんぷんかんぷんでしたが……(笑)

イベントの中でなんとなく聞いて覚えた言葉が、その後、次々と登場するようになりました。

「あ、これあのとき聞いたやつだ」

と思えるだけでも、まったく知らないものに出会うよりずっと入りやすくなりますよね。

「AIがブラウザを操作する」という衝撃

そんなころに触れたのが、Perplexityの**AIブラウザ「Comet」**でした。

これには、かなり衝撃を受けました。

ブラウザを開くと、横にAIとのチャットがあって、今見ている画面についてそのまま相談できます。

サイトを見ながら隣にいる同僚に「ねえ、これ何?」と尋ねるような、そんな感覚です。

さらに、お願いすればAI自身がブラウザを操作することもできます。

それまで私は、何かをやるなら基本的には自分の手を動かすものだと思っていましたが、

「AI自身が作業することもできる」

ということを知りました。

試しに何度か記事投稿をしてもらったことがあります。

「〇〇の記事を投稿して」と伝えるとCometがブラウザを操作しながら記事を作成して投稿してくれました。

その様子を眺めながら、私はお昼ご飯を食べていました(笑)

こういったブラウザの自動操作は、プラットフォームの規約に反することがあるため、安易におすすめできない場合もありますが、この体験はものすごく画期的なものでした。

「新しい世界を生きているなあ」と、素直にワクワクしたものです。

AIで変わった価値観

思い返せば、このころから私は、分からないものでも、とりあえず触れてみることをあまり怖がらなくなりました。

もともとの私は、理屈をきちんと理解して納得しないと動きたくないタイプでした。

会社員時代には「納得できないことはやりたくない」と上司に歯向かい、「いいから、やって!」と怒られたことがあります。

でも、AIサービスを次々と試したり、よく分からないままイベントに参加したりするうちに、少しずつ考え方が変わりました。

最初から全部理解していなくても、とりあえず触ってみればいい。

分からないことが出てきたら、そのとき調べればいいし、AIに聞けばいい。

一度見聞きしておくだけでも、あとで同じ言葉に出会ったときの理解しやすさはかなり違います。

この感覚を知れたことは、AIそのものの知識以上に大きな変化だったかもしれません。

気づけば「検索エンジン」ではなくなっていた

AIに本格的に興味を持ってから、ここまでおよそ1ヶ月半。

その間に、私にとってのAIは「便利な検索エンジン」ではなくなっていました。

分からないことを調べるだけではなく、

  • 仕事について相談する
  • 新しいものを一緒に試す
  • 分からない言葉をその場で聞く
  • 自分では整理できない考えを一緒に掘り下げる

そんな使い方が当たり前になった結果、一緒に働く「仲間」のような存在に感じてきたのです。

何より、

いつでも話しかけられて、どんなテーマでも付き合ってくれる。

こちらが一生懸命考えても解決できなかった問題を、安易に投げ出さずに一緒に考えてくれる。

そういうところも、私がAIを使い続けた理由のひとつだったと思います。

ちなみに、当時からよく言われていた**「ハルシネーション」**、つまりAIがもっともらしい間違いを答えてしまう問題ですが、

「人間だって知ったかぶりするじゃん」

という考えを私は持っているため、あんまり気にしていません。

もちろん、AIの回答をそのまま事実だと思い込むのは良くないのですが、人間と同じように**「間違える可能性のある相手」**として付き合えばいい、と思っています。

苦手な部分をサポートする必要があるのは、人間でも、AIでも同じことです。

こうして私は、AIを「答えを教えてくれるもの」ではなく、分からないままでも**「一緒に進める相手」**として使うようになっていきました。

その後、私はAIの使い方を学ぶために一つのテーマを決めました。

この話は、次の記事で書いていきたいと思います。